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平成30年度学校評価結果について

 平成30827日(月)平成30年度の学校評価委員会を開催いたしました。幼稚園側で実施された自己評価結果を基に評価委員会の意見をまとめましたので結果を報告します。ついては指摘された改善点及び要望については今後の幼稚園経営に反映していただくようお願いします。

◎自己評価結果について

①組織運営②教育課程③保育・指導④健康・安全・食育⑤特別支援教育⑥研修⑦情報提供・保護⑧教育環境整備の8項目でした。

組織運営について

, 山下小校区総合文化祭にはどのような姿勢で臨んでいるか。

, 本園の取組を地域の方々に見ていただく機会として全園児を舞台で発表させている。

Q,入園式、卒園式、運動会は子どもの様子を見ることができるが、もっと機会を増やして欲しい。

A,保育参観や祖父母参観、発表会など幼児の姿が直接見られるような努力をしていきたい。

健康・安全・食育について

Q,給食指導はどのように行っているか。

A,毎月19日を食育の日と定め調理師・栄養士をクラスに招待して栄養など食に関する話題を子どもたちに提供して交流を図っている。また今年は保護者に食育セミナーを実施し、家庭における食育への関心を高めることができた。

Q, アレルギー対応はどうしているか。

A, 対象児には除去食を準備し、他の子どもと混ざらないように皿の色は変えている。また配膳等でミスがないように複数の職員でチェックする体制をとっている。

*要望(来年から給食担当者も学校評価委委員会に出席させて欲しい。)

 ⑤ 特別支援教育について

 Q,特別支援教育で他の教育機関との連携はどのように図られているか。

 , 療育施設との連携は常に図っている。互いの施設訪問や電話で情報交換を行っている。保護者との連携は支援計画を作成し保護者と指導方法、内容について打ち合わせを行い意志の齟齬が内容にしている。

 A,  山下小学校の1年生と卒園児との交流会を3学期に行っている。学校探検、教室訪問などで学校生活への期待を抱かせる機会となっている。

*その他 (保護者アンケート結果から)

Q,偉人祭で沿道にいかにたくさんの応援者を呼び込むか。課題である。

A,これは町内会の課題である。昔と違って新しい地域住民への参加周知が難しくなってきている。

A, 今年は幼稚園として対策を講じてはきている。一部人通りの多いコースに変更したり保護者の応援スポットをクラスで分散したりしてきた。加治屋町の重要な行事である偉人祭について啓発活動を行い、年々理解者が増え、参加状況もよくなってきている。

Q, 熱中症対策にはどのように取組んだか。

A, コースの途中に給水ポイントを設置したり経口補水液を携帯したりして万全の体制をとって実施した。

Q, “せごどん”しゅうせいキッズクラブに子どもたちの参加の様子はどうか。

A, いろは歌かるたを使うことで文字への興味を示したり異年齢の交流遊びをしたりして通常保育とは異なる雰囲気の中で楽しそうに活動していると感じる。

Q, お迎え時間が預かり保育と重なるので混雑している。

A, 少し活動時間を早めたいと思います。

                                            平成30年9月25日

 以上のとおり報告いたします。

       集成幼稚園学校評価委員代表 宇治野一則

  

   

2018.12.01
明治維新150年を振り返って

 異常な暑さの夏が過ぎ、朝夕冷え込むようになり暦どおりの晩秋のときを迎えています。

 暑かったのは気候だけでなく、150年というメモリアルイヤーが鹿児島を特に熱くさせたのではないかと思います。

 その150年が終わろうとしています。明治維新という「大変革」で一気に中央集権体制を構築し近代日本の礎を築いた偉業は後世の批判を甘んじて受けても歴史的評価はゆるぎないものがあると考えます。そしてこの偉業を成し遂げた中心に鹿児島があり、加治屋町があることに改めて誇りを持ちたいと思います。

 今年は私たちの集成幼稚園にとっても記念すべき年で歴史の重み再認識し、先人たちが残した伝統的な文化の価値を一段と高めることができたと思っています。本園の伝統的な行事である偉人祭、妙円寺詣りは、その意義を多くの方々に伝えることができ、子どもたちが体力と気力を十分に養い、達成感を味わいながら自信をつけていると感じました。その内容の一部がマスコミにも紹介されて反響が寄せられるようになりました。来年度入園希望者の中に本園の歴史と伝統に魅力を感じ、県外から鹿児島市に転入された方の子どもさんが複数入園してくださることになり、たいへん喜んでいるところです。いずれは鹿児島を離れることになるが鹿児島らしい教育を体験させたいという強い願いがあるようです。これまでにない保護者の反応も明治維新150年の関連事業で鹿児島への関心が高まった証拠ではないかと考えています。

 また本園でも記念事業として”せごどん”しゅうせいキッズクラブを結成し、加治屋町の歴史に触れ、鹿児島の伝統行事である「せごどんのえんこ」に参加することができ保護者の関心、期待に応えることができました。4,5歳児の異年齢の集団の中で互いに助け合いながら心身を鍛えていく郷中教育の精神を少しずつ学ぶことができたと思っています。

 

2018.11.20
正常性バイアスについて

わたしは大丈夫、ですか。

 

2018年の夏は異常な暑さに悩まされ、災害の多発に塗炭の苦難を強いられた地域、人々がたくさんいました。618日大阪北部地震、628日~78日西日本豪雨災害、そして台風19号、20号による被害などが発生しました。直近では9月6日震度7の北海道地震が発生しています。日本列島は地震、風水害の多発地帯にあり、それへの備え、対処方法も人間の知恵として蓄えられて、被害を最小限に留める手立ても進歩してきてはいます。気象情報の多様化と予報の精度も以前と比べると格段に向上してきていて、避難行動の基準も明らかになってきています。地震予知はいまだ完全予知とはいかないまでも、緊急地震速報にみられるように直前の周知は可能になってきています。

ところで人間には危機的状況になっても「自分は大丈夫」という正常性バイアスがかかり、自分にとって不都合な情報は無視したり、過小評価したりする傾向が表れるといいます。この根拠のない自信が悲劇を呼び、今回の西日本豪雨災害でも多くの住民の方々が悲しい災難に遭遇しています。避難準備、避難勧告、避難指示と危機的状況に応じて自治体等から通知がなされますが、早めの対応という点では避難指示が出される前の行動が重要となってきているのではないかと思います。

今から25年前の平成586日鹿児島市は集中豪雨にみまわれ甲突川が氾濫して加治屋町一帯も浸水、本園でも床上60cmまで水位が上がりました。夏休み中で園児たちが不在で人的な被害に会わずに済んだのは幸運だったと思います。  さて2011年の東日本大震災を契機に園児の安全確保のための訓練を強化してまいりました。地震、水害時にいかに園児を保護者の皆様に安全に、確実に引き渡すかが大きな課題となりましたので「園児の引渡し訓練」をスタートさせました。今年も910日(月)に実施しました。今年の訓練は一段と現実味を帯びて保護者の皆様の意識が高まったと感じました。

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2018.09.12
学校評価委員会開かれる
 厳しい残暑の中、8月27日(月)本園で学校評価委員会が開催されました。この会の目的は集成幼稚園の取組が国の示すガイドライインにそって適切に運営されているか。本園教職員の自己評価を基に外部に方々に評価をしてもらい、今後の改善に役立てていこうとするものです。
 委員の構成は前加治屋町内会長、現加治屋町内会長、人権擁護委員、小学校長、保護者会会長、本園卒園者代表の6人のメンバーでした。①組織運営 ②教育課程 ③保育・指導 ④健康・安全・食育 ⑤特別支援教育 ⑥研修 ⑦情報提供・情報の保護
⑧教育環境の整備の8項目で評価をしていただきました。
 具体的な評価結果については次の機会に回しますが、概ね良好の評価をいただきました。しかし課題もいくつか指摘がありましたので改善に向けて努力をしてまいりたいと考えています。
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2018.08.30
保育の質を高める
 保育の質と何か。これは子どもたちに良質な保育を提供し子どもたちの可能性を最大限に伸ばす働きを表現していると考えます。質と対比的に使われる量という言葉があります。保育施設等の不足を解消するためにこども園、保育所を増設して待機児童を解消しようとする動きは量的な拡大だと考えます。
 幼児教育は量より質をいかに担保し、子どもたちの主体性や創造性を育むための遊びを中心とした保育を計画し実践することにあると思います。
 それでは遊びとは何か。幼稚園での遊びは教師の意図(願い)を基に子どもたちが能動的に仲間と遊びながら様々な体験をとおして成長していく過程と考えます。遊びの環境を整え子どもたちの興味関心を引き出すための工夫は教師の大事な働きになります。
 先日7月2日、本園では年中さくら組で研究保育が行われ園庭に準備された各種の花を使って色水遊びを夢中になって取り組んでいました。自ら花をすりつぶし工夫しながら色水づくりに挑戦していました。困ったときにも「自分でやってみよう」と教師に頼らずいろいろ試している姿に子どもたちの主体性が育ってきていると感じました。
 本園では毎年このような保育研究会を3回行い指導方法の研修を全教員で深めています。
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2018.07.04
海の日から見える明治という時代

 716日は「海の日」です。昭和16年海の記念日として720日に制定されたことに由来します。ハッピーマンデー制度で7月第三月曜日に充てることになり三連休として国民が休暇を楽しみ消費拡大を合わせて期待しているようです。祝日の意義を大切にする人たちは20日に固定してその意味をしっかりと後世に伝えるべきだと主張しています。一方休暇と消費の経済的現実から今の方法を支持する人たちも多く、どっちにするかしのぎ合いもあるようです。

 ところで720日の海の記念日は明治丸に乗った明治天皇が明治9年奥羽・北海道巡幸の際青森から乗船720日に横浜に帰港した記念とされています。この明治丸は明治政府がイギリスの造船所に依頼し明治7年に竣工、翌8年に横浜港に回航されました。

 実はこの明治丸は偉大な功績をあげた船で、明治8年列強に領有をねらわれた小笠原諸島に日本の調査団を乗せ、横浜港から1121日急行、新造船で船足が速く同24日到着しています。英国軍艦「カーリュー」より2日早く父島に到着して日本領土確定に繋がったと言います。その後沖ノ鳥島、南鳥島の領有を含め世界6位となる447万㎢の排他的経済水域を持つ国となっています。このことによって広大な領海が確定し領土防衛に貢献していることになります。

明治維新から8年、課題山積の明治政府は様々な対応に追われ国家の基礎作りに邁進していたころに情報をいち早くキャッチして行動に移していることに感心させられます。 現在国民の祝日は15日ありますがこの「海の日は」歴史的に重要で後世に語り継ぐ価値の高いものと考えます。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」だけでは近代国家の基礎を築いた明治初期の人々の苦難に思いをはせ、感謝する心は伝わらないのではないかと明治維新から150年目に思うことです。

 

2018.06.29
英会話遊びって楽しいよ
 5月に入り本園でも英会話遊びを始めました。毎週水曜日にEcc派遣の講師と楽しい教室が始まり、子どもたちが身体リズム音リズムをベースに歌や言葉遊びに熱中しています。
 今日小学校教育で英語科が高学年で必修となり中学年でも英語活動が拡大して行われようとしています。読む・書くまで高学年で求められるようになりこれまでの英語教育が小学校の早い段階から進められることになってきています。
 幼稚園で行う英会話遊びの目的は楽しさの追究にあり、決して覚えることを目的とはしていません。もちろん言葉を使った遊びなので自然と単語を覚えて日常のあいさつができるようになって来ます。聴覚の感性が優れている幼児期に正しい発音、アクセントを体験させることは小学校教育にも役立つと考えています。
 本年度カナダ国籍のネイティブスピーカーも登場する予定です。
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2018.05.16
風薫る5月、こどもの健康を願って

 風薫る5月という時の風はどんな風を指しているのだろうか。何となく新緑の芽吹いた木々の若葉の清々しい薫りが爽やかな初夏の風に運ばれてくる誠に心地よい季節の代名詞のように感じておられる方が多いのではないかと思っています。

しかし元々の意味は菖蒲(ハナショウブとは別種)や蓬を軒先に吊るしてその薫りに薬効があり、大切なこどもを厄病から守ると考えられた風習が起源だそうです。菖蒲も蓬も春から初夏に新芽をだし薬草の一種として昔から家庭で大事に扱われてきました。今はほとんど家庭で行うことはなくなりましたが菖蒲湯に浸かったり蓬を使った餅や団子を食べたりして健康を願う端午の節句に使われてきました。

 今より医学が未発達な昔はこどもの死亡率は高く、大事な子どもの命、健康をいかに守りながら無事成人に育て上げるかが極めて切なる願いであり、この風習を大切にしてきました。したがって自然界の生命がイキイキと躍動する5月は極めて縁起の良い季節だということになります。

今では鯉のぼりを揚げたり柏餅やチマキを食べたりしてこどもの成長・健康を願ってきています。そのチマキのことを鹿児島ではアクマキと呼んで一昔前までは各家庭で作っていました。アクとは灰汁のことで薪で調理していた時代には手軽に手に入りましたが今ではこの原料が手に入りにくいこと、竹の皮も同じように入手が難しいことなどで家庭で作られることはほとんどなくなりました。

さて5月はこどもを大切にする月で、本園では「こどもまつり」を行います。給食に柏餅を添えます。今年は菖蒲を飾りたいと考えています。

 

 

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2018.04.27
新学年度を迎えて
 初夏を思わせるような温かい(暑い)日が続き、桜の花はすでに散り去り、あっけなく花見の季節が終わろうとしています。入園式まではまだ幾日もあるころですが預かり保育に参加する園児たちの甲高い笑い声を園内まで響いています。
 ところで今年は明治維新から150年目に当たりこの記念すべき年に本園も数々の記念行事を計画しています。主なものを紹介します。
1 記録ビデオの制作
  本園は大正2年創立で今年で105年目を迎えています。歴史と伝統に支えられて今日まで保護者や地域社会の皆様の支援を受けて子どもたちの健やかな成長発達を促してきています。この節目の年の子どもたちの素顔を映像で記録に残して歴史の1ページとしたいと考えています。1年を通して保育の様子を記録して保護者や関係者の皆様にご覧いただきたいと願っています。
2 ”せごどん”しゅうせいキッズクラブの結成
 本園は今話題の薩摩の郷中教育の名残を残した幼稚園で、妙円寺詣り、山坂達者城山登山、偉人祭に子どもたちが昔から保育の一環として参加してきています。さらに異年齢の交流保育も積極的に行ってきました。
 今回この伝統の流れの中でさらに一歩進んで交流を体験させたいと課外活動を計画していきます。4,5歳児を対象に様々な体験や体力つくりを行い逞しさを少しでも身に付けさせたいと願っています。
2018.04.03
個人の力、チームの力
 連日私たちを熱狂させた冬季オリンピックが終わり、いまだにその余韻が続いています。それは日本人選手の活躍、メダル獲得者は言うに及ばず健闘空しくメダルに届かなかった選手たちの潔さ、爽やかさに多くの国民が心を打たれているからではないかと思っています。
 ところで陸上100m×4人の日本チームのリレーに見られた「チーム力」が今回ピョンチャンでも証明されました。団体女子パシュート競技で強豪オランダチームを見事な組織力で打ち負かし金メダルに輝きました。試合後のオランダの選手たちの呆然とした表情が負けるはずがないのになぜ負けたという顔つきに見えました。
 個人技で劣るチームがはるかにレベルの高い能力集団に勝つには周到な分析とそれへの対策が必要となりますが、並々ならぬ努力を重ね頂点に立った快挙はオリンピックの歴史に残ることでしょう。
 本園の園庭にはカーリングのハウスが描かれています。カーリング女子チームの活躍も日本中を元気にしてくれました。子どもたちの憧れがたくさんできたことを喜びたいと思います。
2018.02.27