令和6年度 学校評価委員会について
学校評価について(報告)
8月26日(月)に実施しました学校評価委員会で、「教職員による自己評価」と「保護者アンケート」の結果を説明し、学校評価委員の方からご意見をいただききましたので報告いたします。
1 教職員による自己評価結果
(A:極めて達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く改善が必要)
項 目 | 教職員による自己評価 | 学校評価委員による評価 |
教育目標 | B | B |
めざす子供像 | B | B |
教育活動 | B | A |
今年度目標 | B | A |
各種行事 | A | A |
健康安全 | B | B |
家庭との連携 | B | B |
子育て支援 | B | A |
2 保護者アンケート結果
- 各項目から5段階評価で「そう思う」と答えた方が50%以下の項目と今後の改善点
項 目 | 結果 | 今後の改善点 |
毎月23日の「集成読書の日(読み聞かせ等の活動)」を子供達は楽しみにしている。 |
45% |
1日の中で絵本の読み聞かせをしたり、自分で絵本を読んだりする時を、日頃から心掛けていく。週報等で園での取り組みを知らせていく。 |
子供は、元気よく正しい挨拶をすることができる。「あいさつこだま運動」の取り組みを知っている。 |
41% |
朝の会や帰りの会で、子供達の挨拶の仕方を紹介したり、教師が手本となって挨拶したりし、子供達と挨拶をしあえる環境を作っていきたい。 |
子供は、自然体験活動である野菜(ピーマン、ナス、ミニトマト、サツマイモ等)の栽培・収穫を楽しみにしている。 |
48% |
野菜の生長観察を教育課程の中に組み込む。収穫した野菜を給食で食べたり、野菜遊びをしたりしたことを週報等で知らせていく。 |
- 保護者の感想
〇毎日楽しく通っており、感謝しています。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
〇いつも子供達の笑顔になるような体験や、自信につながる経験の場を作ってくださり、日々感謝しています。子供の表情を見ると、幼稚園が安全で安心して過ごせる場所だと感じています。
〇一人一人の子供にしっかり寄り添ってくださっていると感じます。不安なことも多かったですが、この園に入園してよかったなと思っています。
〇いつも温かくご指導くださりありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
〇少人数でじっくり子供達と関わってくださっていると感じています。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
〇いつも子供達の生活が楽しく、好奇心を刺激した日々になるよう、様々な場面で工夫を凝らしてくださり、感謝しています。
〇土日も行きたいと言うほど、楽しく通わせていただいております。いつもありがとうございます。
- 保護者の要望
Q:集金(現金徴収と振込、paypayなどの決済方法を選べるようにする)や懇談会(ZOOM参加OKにする)など、DX化を進め、よりスムーズな園経営を目指していってほしい。
A:今後検討させていただきます。
Q:絵本を読むことがない日もあると子供に聞きました。特に年長組は小学校に向けて、絵本を自分で読む練習をする時間が一日5分でもあればよいのではと思います。
A:毎月23日を「読書の日」とし、絵本や紙芝居の読み聞かせをしています。また、各クラスで朝の会や帰りの会、活動の導入等で絵本に触れる機会を設けています。年長児は、一人で集中して絵本を読む時間を毎日確保できるようにしていきます。
Q:年中さくら組と年少さくら組とで、さくら組が2つあるのは分かりづらいと思います。
A:クラス名につきましては、次年度以降検討していきます。
Q:最近、複数回同じクラスの友達から旅行のお土産を頂いたが、今度は自分も持っていきたいと言い出た。気を使い困るため、幼稚園へお菓子など持ってくるのは禁止にしていただきたい。
A:検討していきます。
Q:なるべく1週間の中にイベントが被らないようにしてほしい。
A:どうしても行事が重なってしまい、調整が難しいときもありますが、ゆとりのある年間計画を次年度以降検討していきます。
Q:幼稚園には楽しく通っているが、先生方とお話をするタイミングがなく、活動の様子が分からない。
A:今年7月からHPのリニューアルを行い、園アルバムに各行事や保育活動の写真を掲載しています。2学期以降も、こまめにアップロードできるように努めていきます。
Q:バスキャッチサービスについて。アプリ上に表示されるバスの到着予定時刻に整合性がなく、混乱して時々バスのお迎えに遅れることがある。
A:アプリの不具合については2学期中に検討・確認していきます。交通状況によって、園バスの到着時間が早まったり、遅くなったりすることがあるかと思いますが、配布しております、園バスの時刻表を参考に、ゆとりをもってお待ちください。
Q:保護者カードをつける機会がないように思い、防犯面が気になる。
A:今後、保護者の皆様に啓発していけたらと思います。
Q:バスや個人情報のトラブルがあったので、今後注視していきたい。
A:降園バスでは、乗せ忘れを防ぐために二重点呼を行い、複数の目でチェックするよう徹底しています。個人情報の管理は、漏洩を防ぐために、これまでは各保育室で担任が保管していたものを、事務室で一括保管するように対策しています。
Q:通用門にデジタルキーを設置しているが、送迎時に門前に先生がいない時がある。外部からの侵入や子供の飛び出しなど、危ういと感じる。
A:園児の登降園実感中は通用門を開錠しています。園児の安全面、防犯の面からも、通用門には必ず職員がつくよう、早急に周知してまいります。
3 学校評価委員の開催及び出されたご意見
<委員の構成>
町内会有識者、加治屋町内会長,人権擁護委員、保護者会代表、卒園生保護者代表、小学校長の6名
<教職員評価項目>
①組織運営②教育活動③保育・指導④健康・安全⑤特別支援教育⑥研修⑦家庭との連携⑧子育て支援の8項目については妥当と評価をいただきましたが、下記のご意見・改善点も指摘されていますのでご紹介します。
Q:アレルギー対応である、「エピペン」とはどのようなものか。
A:アナフィラキシーショックが起きた場合に使用する、エピネフリンという薬のこと。万が一そのような状況になった際は、隣の病院へ連れて行く、もしくは職員がエピペンを子供に打てるように、研修をしている。
Q:日中は暑いが、園児の様子はどうか。屋内のみで過ごしているのか、外遊びがあるのか。
A:夏休みの預かり保育期間中は、早朝保育の朝早い時間帯は職員も手薄であるため、受け入れをしながら園庭で遊ばせている。その時間中も、時々部屋へ行き、涼しい部屋でクールダウンができるようにして
いる。職員が揃い次第保育室へあがり、涼しい部屋で制作遊びやゲーム遊びを行っている。また、
15分置きに一斉に水分補給をするように声掛けを徹底している。
Q:夏に流行した感染症のことで、病名を知りたい。
A:はやり目や手足口病等のいくつもの感染症が流行り、欠席者が多かった。しかし、新型コロナウイルス感染者は0名だった。
4 その他
〇加治屋町に住んで長いが、集成幼稚園は大正2年から続く歴史ある幼稚園だと改めて感じている。加治屋町に集成学舎と集成幼稚園があることは大変ありがたいことだと思う。そして、園長先生をはじめたくさんの研修をされた先生方に子供を安心して預けられる環境を継続して、さらに向上していこうとする話に、111年の歴史はとても素晴らしいことだと感じている。
〇気候変動を踏まえて、安心安全にされていると感じる。
〇集成幼稚園に長くいるが、園のことをこういった形で聞いたのは初めてだったため、保護者としては先生たちにはよくしていただいたと感謝している。保護者の年齢が年々高くなってきていると感じている。その中で、先生方でできることとできないことを判断していったらよいと思います。
〇バスキャッチサービス等のことで、どうしてもITに頼らないといけないことがあると思うが、その際誤差が生じてしまうことは仕方のないことだと感じる。時刻表にゆとりをもってと書いてあるので、保護者も、バスが定時に来るのが当たり前だと思わず、臨機応変に対応していかないといけないと感じた。
〇卒園してからも変わっていないところがあったり、変わっているところもあったりしていた。城山登山を山下小学校で月に1回行っている。幼稚園でも年に1回、園行事として行っていたということもあり、子供がとても気に入り、毎月楽しみにしている。今後も続けていってほしい。
〇年少さくら組と年中さくら組で、同じ名前が気になる。変えた方がよいのではないか。
上記意見に対して、職員で改善等について検討し、今後の保育に役立てていきたいと思います。大変ご多用のところアンケート等へのご協力誠にありがとうございました。これからもご意見等ございましたら、お問い合わせください。(集成幼稚園 電話 099-222-7084 園長 小村重範)